Fiction Factory

ゲーム実況風プレイ日記&考察中心 常にネタバレ注意
クシエルの啓示1巻、2巻、3巻:初読感想
いちいち感想書くと話を忘れるので一気読みで4日かけて読了してきました。
かなりハイスピードで読んできましたし、1巻から3巻まで一体何カ国うろつ
いたのってくらい移動しているため情報整理が困難な状態です。

★全体的な感想
今回は百合要素が1巻に多少あるくらいであとの恋愛要素と言えばフェードル
とジョスランのみです。というか、全体的に「愛」がテーマでしたけど。最
初、フェードルが子供のいる家庭にあこがれている描写があったのでそういう
オチかと思っていました。

実際はそれに近い状態に収まりましたが。それに今回はメリザンドがほとんど
動けない状態ということで宮廷陰謀はなりを潜め、国際問題や国際犯罪に偶発
的に首を突っ込んだ形になっている様子。


★第一巻
夢から始まりメリザンドの手紙を皮切りに国際事件に巻き込まれていく布石の
部分。あれだけ強気に出ていたメリザンドが憔悴している状態というのも見も
のですが、あれから10年経って増えた仕事や立場、周りの環境も様変わりした
ところでフェードル達の考え方の変化を見ることができます。

さらに、いきなりラ・セレニッシマへの往復に加えてショヴァールやアラゴニ
アにもでかけてます。これだけ動いていて目的が果たせずさらに南下してアフ
リカ大陸にまで行くわけですがヨーロッパを出てしまうと名前さえ異質で私と
してはほとんど覚えていられませんでした。

ついでにニコラやファブリールなど懐かしい面々も出てくる一方で1巻からフェ
ードルと付き合いがあるのはイサンドル、ジョスラン、ティ-フィリップくらい
しかない。

メリザンドはもちろんフェードルを釣るための餌をぶら下げますが彼女の目的
は一つだし、精神的には相変わらずの関係です。まあ……多少はキスとかくら
いはあるけど見ていて痛々しい。

それに、メリザンドが「まさかクシエル様が無辜の人に罰を与えるなんて」と
いう旨の発言をすることに対して「あなたがしてきたことでどれだけ無辜の人
を犠牲にしているの」と返すフェードル。このシーンが1巻では非常に印象に
残ります。

さしものメリザンドもこれは痛恨だったようですし。

ニコラの所属しているアラゴニアでは想像するだけでもぞっとする拷問を見る
必要が出てきたりして恐怖の片鱗が見え隠れしています。ニコラに関しては
フェードルがかなり入れ込んでいるようで唯一自分から彼女へ贈り物をして
います。アラゴニアに関しては多少百合要素があるのかもしれません。

それでもまだ安穏とした旅行気分な内容です。


★第二巻
ここからイムリールを本格的に追っていくことに。ヒアシンスのことも心配だ
があちらはすぐに命の危機があるわけではないとやむなく先延ばしになります。
しかし、行った先ではイムリールはすでにおらず、戦士の国であるケベル-イム
-アッカドさえ恐れて行かない国に行く羽目に。

アッカドはバルクィールの娘、ヴァラールが王妃ですが助力は無理と却下され、
そこで王に相談したところイムリールが連れ去られた理由を耳にすることに。
まあ、その瞬間に私でもフェードルがどうしないといけないかははっきりとわ
かったんですが。

そこから興奮醒めやまぬ……と行くかと思ったが、フェードルもさすがに嫌が
るというのが少し意外でした。何も知らない国に死にに行くのと、知っている
国に呼ばれていくのではまったく違うってことなんでしょうかね。

いずれにせよ、ヴァラール王妃が個人的にすごく怪しく見えたことは言い添え
ておきます。なんせ、別れ際にフェードルにやったのが貰いもののサイズが合
わないマントですから。確かに上等なものでしょうが自分宛てに貰ったものを?
というところ。

また、2巻は本当に衝撃でしておそらくはこれがトラウマで暫く2周目する気に
なれません。それくらい陰惨です。何しろスカルディアの奴隷以上に過酷なう
え、それを経験するのがフェードルだけではないのですね。

おかげでクシエルの矢を持たない女子供が苦しんでいる描写を事細かに見るこ
とになり一人称で進んでいくこの話では「辛い」の一言に尽きるか、言い表せ
ない恐怖と絶望におとしいれられます。

もちろん脱出するわけですが、今まで親身に手伝ってくれた人たちの死の描写
も、虐待と同じく細かく書かれて泣かずに読んでいくのが難しいと感じました。
というか、2巻はダルシャンガの印象が強すぎて他を覚えていられないくらい
です。


★第三巻
こちらもほとんど旅行記です。なぜか三人旅になりますがイムリールがいい子
ですね。ただ、三人旅に入る頃にはイムリール救助開始から1年経っていたと
いうことに驚きを隠せません。

ほとんど家族旅行状態です。イムリールもジョスランもフェードルも楽しそう。
蜃気楼にだまされるフェードルとか、砂漠に行くのに釣りざおセット買ってく
るジョスランとかまあ笑いも少々。

とはいえサバではあわやというところまで行ったし、5時間以上も3人で手漕ぎ
ボートこぎ続けるとか並大抵なことじゃないですね。しかも、イムリールをサ
バまで連れてきてしまったことでイサンドルとちょっとしか喧嘩状態になった
り。助けたヒアスも……あ、そういえばフェードルがヒアシンスを「ヒアス」
って呼んだの、これが初めてでしかも1回しか言ってない気がする。

ヒアスもまあ、、、ね。

ただ、イムリールは命を狙われるだろうし、因子は排除できてない。その辺に
不安を残したまま話は幕を閉じているので次の話が気になるところ。それに、
何度かフェードルが「これを書いているときは云々」と書いているのも少し
気になる。

ダルシャンガの一件は陰惨すぎるから詩には適さないが、残したいという意
向もあるようだが、何をきっかけにいつ書いているのだろう??

フェードルは34歳でイムリールは12歳、ジョスランは36?になるあたりで終
わるんですが、あと3年でイムリールは15歳と書いているので次の話は3年後
くらいなんでしょうかね。。。
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