Fiction Factory

ゲーム実況風プレイ日記&考察中心 常にネタバレ注意
小ネタ:裏切りの血を啜る白
暗い壁に阻まれて、私は光に包まれる。青い光で満たされた無機質な箱は、
汚れた私を染めてゆく。闇に堕ちた天使は、翼をもがれて足掻くのだろう
か。それは、痛いだろうか。もはや痛みを感じることすら、私には許され
ないことのように思える。

間違っていよう。知っている。私は、間違っている。だが、やらなければ
ならない。私でなくてはならない。だが、誰でもよかった。ただ、他の者
が満たさぬだけに過ぎない。

逃げることは許されない。戦うしかない。私は、死にゆく時を眺めている、
死神だ。正義を振りかざして、泥に塗れた偽善者。それが私だ。私は、信
じる者のために戦う。

そのために必要なことなのだ、これは。何かを求めるために必要な犠牲だ。
必要な犠牲は、私だけでいい。これを完成させる。

完成させれば、解放される。

完成させれば、、、






いったい 何が残るというのだ。
なぜ私は、求めているのだろうか。
無辜(むこ)の人々の血を啜り、苦しむのは私だけでいい。

しかしそれは、私の犠牲などでは決してない。
この儀式の先に、私が見たいものなどない。
だが、もう引き返すことは叶わない

たとえ……失ったとしても
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